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覚醒タイランド

友人から電話があり今度ナナと
ソイカへ行こう。 そう誘われた。

「ナナ?」

「ソイカ?」

「それって何処?」

そう聞き返すと、バンコクのスクン
ビットというエリアのゴーゴーバー
の集積地だという。

「へー。」

しかし、俺はそんな場所に全く興味が
無かった。

何故なら俺には既にぞっこんのポーが
いて、タニヤのそばに入ればそれで
十分だったからだ。

しかし、友人が1度行ってみた方が
いい。そう強くすすめる。

俺の友人は何時も強引だ。

ただ、そのお陰でタイに来れたの
だが。

しかし、俺は折角タイに行くなら
ずっとポーと一緒にいたい。

なので、断った。

ネットなど無い時代。

俺は少し気になってGダイアリーを
めくってみた。

ナナやソイカというエリアのページ
がある事は知っていたが、あまり興味
が無かったので何時も軽く流していた。

友人の説明によると、その辺りには
数えきれない程のゴーゴーバーと
呼ばれる場所が有り、物凄く面白いと。

繰り返しそう熱く説明してくれた。

Gダイのページにその場所が紹介
されていた。確かに沢山の店の名が
並んでいた。

しかし、所詮紙のページの上に店の
名が羅列されているだけで、何の
印象も浮かばない。

そのままページを閉じた。

しかし、俺に急展開が訪れた。

それはポーと会う約束でタイに行った
時の事。彼女が風邪を引いてしまった。

初日は会えたのだが、彼女からメール
で、2日目以降会えない旨のお詫びが
来た。

俺は突然暇になった。

その時友人達もバンコクに来ていて
彼らのスケジュールと俺とが残り
3日程被っていた。

俺は友人に電話した。

ポーと会えなくなった事を告げると
今夜一緒にナナへ行こう。再度誘って
くれたのだ。

ポーとの約束が無くなった俺は暇に
なったので、友人にお願いした。

まぁ虫のいい話だ。

断っておいてポーと会えなくなった
ので、一緒に遊んでくれなんて。

しかし友達は強引な反面、凄く友達
思いだ。別に怒りもせず、それなら
一緒に行こうよと気軽に誘ってくれた。

俺はポーがいないタニヤで違う女を
探すのが気が引けたのもあった。

今思い返すと笑えるのだが、その時
自分なりにポーに操を立てたつもりで
ある。

そして俺はこの時を境にゴーゴーバー
にのめり込んでいく。

そのきっかけを作った店が
「レインボー」という名の店だった。

俺はこの店に入り衝撃を受けた。

その時の事は鮮明に覚えている。

俺が今、何よりもゴーゴーバーが
好きなのは、このレインボーとの
出会いからだった。

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