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覚醒タイランド

翌日はシェーンとナナプラザ近くの
レストランに行った。

ナナプラザを通り過ぎ奥に向かって
歩いて行くと、右手にレストランが
並んでいる場所がある。

やはりタイレディと一緒にいると
物知りになれる。

彼女達が自分のお気に入りの場所に
連れて行ってくれるからだ。

2人で黙って食事をする。

俺は寡黙なポーで慣れているので
シェーンが話せなくとも全く気に
ならなかった。

まぁ、今ならレディ達だけでなく俺も
スマホを触ってそれぞれの時間を潰した
だろうが、この頃はそんなツールは
無かった。

2人でビールを飲みながら時折俺が
ゆっくりと指さし会話帳でタイ語に
挑戦する。

俺の発音が変なのか、彼女が笑う。
なのでそれにつられて俺も笑う。

全く会話になっていないにも関わらず
物凄く幸せを感じる。

アナログな時代。今ならスマホで翻訳
して、サクサク会話が可能だろう。

しかし、例えば食事の間指さし会話帳
のみで、少し何か言ってはお互い
笑うだけのこんな時間でも、十分に
俺は楽しかった。

多分俺は彼女と会話がしたいのでは
無く、同じ時間を共有する事が幸せ
に感じていたのだと思う。

テーブルの向かいにはシェーンがいる。
それも自分で選んだ、自分の好きな
タイプのレディだ。

昨日はそんな彼女を抱けている。
そして今夜も抱ける。

俺の思うがままにだ。

それ以上何を望むのだ。
十分ではないか・・・。

タイは夜も暑い。ただ、その暑さが
不思議と俺の心を熱くしてくれる。

日本の夏と同じ暑さでも何故こうも
違うのだろう。

昨日は朝方まで遊んだので、この日は
食事をして直ぐにホテルに戻り
まったりとした。

ポーはディスコが好きでよく行ったが
逆にシェーンは部屋でまったりする
のが好きであった。

しかし、それも中々良かった。

1人で部屋にいるよりもレディが
同じ空間にいる方が勿論癒される。

部屋には彼女の甘い香りが漂っている。

レディは俺にとってヒーリングなのだ。
不思議だが一緒の空間にいると落ち着く。

彼女を見ると指さし会話帳で勉強
している。

何だかその姿が微笑ましい。

俺はビールを片手にそんな彼女を
見ていた。

ただ、それだけでいい。
彼女が居ればそれだけいい。

それから俺の滞在中、ずっとシェーンは
俺の部屋に来た。

そして最終日彼女が驚くべき行動を取る。


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