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覚醒タイランド
帰国1年前程から金が無くなり、俺は
年金に頼る事を選んだ。
友人に10万借り・VISA取得に10万
を支払い、日々200円程の金で生活し
たが、何とかその間をしのいだ。
今こうして思い返すと、まだその時の
俺はまともであった。
いや、その時点で既にまともでは無いの
だがその後に比べると、という意味だ。
最初の4カ月が過ぎると全てが終わった
気になった。
もうどうかしていた。それが始まり
だったのに。
3回目の年金が入ると、直ぐにゴーゴー
に行った。そして自分にはこう言い
聞かせた。
「これぐらい大丈夫だ。」
「俺は4カ月乗り切ったから。」
「また、我慢出来る。」
違うのだ。4カ月乗り切ったからこそ
この後、遊びに行かずもう1度株取引の
為の原資を貯めなければいけなかった。
しかし、4カ月あまりの極貧生活を
強いられ俺は正気を失っていた。
タイではご法度の喧嘩にもなりそう
になった。
ソンテウのドライバーと揉めそうに
なり、乗客達に止められた。
タイ人との喧嘩は絶対NGなのに。
20バーツ札を渡し、ドライバーは
10バーツの釣りを返さなかった。
これは観光客なら、時折知らずに
20バーツ渡して釣りを受け取ら
ないからだ。
そんな僅かな金の事で俺はカチンと
きて、ドライバーに降りて来いと
揉めてしまった。
華やかな街パタヤでの極貧生活。
日本でスーパーの駐車場で暮らした
あの時とまた違う苦しさがあった。
何故なら竜宮城の中で金が無いの
だから。辛かった。
年金は2カ月に1度振り込まれる。
なので、1度に振り込まれる金額が
多く感じる。その事も俺に災いした。
「これぐらい使ってもいいだろう。」
そう思ってしまう。
2カ月の日割りで考えると微々たる
金が1度に入ってくると多く感じる。
以前こんな投稿を見かけた。それは
年金機構に「2カ月分を1度に振り
込まれると使ってしまう。」という
投稿であった。
なので毎月振り込んで欲しいと。
しかし、年金機構の答えは
「自己管理の問題です。」だと。
その通りなのだが、年金機構も単に
振り込み手数料を節約する為に
2カ月に1度振り込んでいるだけ
ではないか・・・。
なので、年金ネットバンクを作れば
いいのだ。
年金を受け取る皆がそのアカウント
を作れば送金手数料は無料だし
バラバラに送金している手間が省け
経費削減にもなる。
夜遊び中毒者は金が入ると悪魔が
囁くのが聞こえる。まさにドラッグの
ジャンキーと同じだ。
これぐらいいいか、これぐらい。
そんな狂った生活が続き、俺は
ついに家賃さえ払えなくなった。
15000バーツの家賃が安いと
舞い上がってた俺が・・・。
担当者にその旨を伝えた。家賃滞納
で迷惑を掛けたくなかった。直ぐに
5000バーツ以下のアパートを
探そう。
覚悟を決めた。
すると担当者は大家に掛け合ってくれ
次の年金が入る時に2カ月分入金すれ
ばいいように取り計らってくれた。
これで一瞬目が覚めた。そうだここで
頑張って暮らしていかなければと。
仮にあの時点で追い出されていたら
俺はもっと深い闇に包まれていたと
思う。もうどうなってもいいやと。
オールパタヤ不動産のシノミヤさん。
この人が俺を助けてくれた。
感謝しています。
沢山の回りの人達のお陰で俺はパタヤ
湾に浮かばずに済んだ。
帰国少し前、ついに俺は手持ちの金が
全く無くなった。
友人Kからは、もう絶対にゴーゴーに
行くな!コツコツ生活しろ!と物凄く
念を押されていた。
勿論俺を思ってだ。
もし、遊びに行って金が無くなっても
もう金は貸さない!そう言われていた。
当たり前だろう。
金が無くて金を借りたのに、またもや
遊びに行って金が無いから貸してくれ
なんて言語道断だ。
と、今なら分かる。
その日、俺は強烈なダウンに陥っていた。
手元に小銭しか残っていなかったからだ。
年金まで後1週間。冷蔵庫は空だ。
「タイの水道水だけで生きられるか?」
そう思うと俺に強烈なダウン(鬱)が
襲ってきた・・・。
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年金に頼る事を選んだ。
友人に10万借り・VISA取得に10万
を支払い、日々200円程の金で生活し
たが、何とかその間をしのいだ。
今こうして思い返すと、まだその時の
俺はまともであった。
いや、その時点で既にまともでは無いの
だがその後に比べると、という意味だ。
最初の4カ月が過ぎると全てが終わった
気になった。
もうどうかしていた。それが始まり
だったのに。
3回目の年金が入ると、直ぐにゴーゴー
に行った。そして自分にはこう言い
聞かせた。
「これぐらい大丈夫だ。」
「俺は4カ月乗り切ったから。」
「また、我慢出来る。」
違うのだ。4カ月乗り切ったからこそ
この後、遊びに行かずもう1度株取引の
為の原資を貯めなければいけなかった。
しかし、4カ月あまりの極貧生活を
強いられ俺は正気を失っていた。
タイではご法度の喧嘩にもなりそう
になった。
ソンテウのドライバーと揉めそうに
なり、乗客達に止められた。
タイ人との喧嘩は絶対NGなのに。
20バーツ札を渡し、ドライバーは
10バーツの釣りを返さなかった。
これは観光客なら、時折知らずに
20バーツ渡して釣りを受け取ら
ないからだ。
そんな僅かな金の事で俺はカチンと
きて、ドライバーに降りて来いと
揉めてしまった。
華やかな街パタヤでの極貧生活。
日本でスーパーの駐車場で暮らした
あの時とまた違う苦しさがあった。
何故なら竜宮城の中で金が無いの
だから。辛かった。
年金は2カ月に1度振り込まれる。
なので、1度に振り込まれる金額が
多く感じる。その事も俺に災いした。
「これぐらい使ってもいいだろう。」
そう思ってしまう。
2カ月の日割りで考えると微々たる
金が1度に入ってくると多く感じる。
以前こんな投稿を見かけた。それは
年金機構に「2カ月分を1度に振り
込まれると使ってしまう。」という
投稿であった。
なので毎月振り込んで欲しいと。
しかし、年金機構の答えは
「自己管理の問題です。」だと。
その通りなのだが、年金機構も単に
振り込み手数料を節約する為に
2カ月に1度振り込んでいるだけ
ではないか・・・。
なので、年金ネットバンクを作れば
いいのだ。
年金を受け取る皆がそのアカウント
を作れば送金手数料は無料だし
バラバラに送金している手間が省け
経費削減にもなる。
夜遊び中毒者は金が入ると悪魔が
囁くのが聞こえる。まさにドラッグの
ジャンキーと同じだ。
これぐらいいいか、これぐらい。
そんな狂った生活が続き、俺は
ついに家賃さえ払えなくなった。
15000バーツの家賃が安いと
舞い上がってた俺が・・・。
担当者にその旨を伝えた。家賃滞納
で迷惑を掛けたくなかった。直ぐに
5000バーツ以下のアパートを
探そう。
覚悟を決めた。
すると担当者は大家に掛け合ってくれ
次の年金が入る時に2カ月分入金すれ
ばいいように取り計らってくれた。
これで一瞬目が覚めた。そうだここで
頑張って暮らしていかなければと。
仮にあの時点で追い出されていたら
俺はもっと深い闇に包まれていたと
思う。もうどうなってもいいやと。
オールパタヤ不動産のシノミヤさん。
この人が俺を助けてくれた。
感謝しています。
沢山の回りの人達のお陰で俺はパタヤ
湾に浮かばずに済んだ。
帰国少し前、ついに俺は手持ちの金が
全く無くなった。
友人Kからは、もう絶対にゴーゴーに
行くな!コツコツ生活しろ!と物凄く
念を押されていた。
勿論俺を思ってだ。
もし、遊びに行って金が無くなっても
もう金は貸さない!そう言われていた。
当たり前だろう。
金が無くて金を借りたのに、またもや
遊びに行って金が無いから貸してくれ
なんて言語道断だ。
と、今なら分かる。
その日、俺は強烈なダウンに陥っていた。
手元に小銭しか残っていなかったからだ。
年金まで後1週間。冷蔵庫は空だ。
「タイの水道水だけで生きられるか?」
そう思うと俺に強烈なダウン(鬱)が
襲ってきた・・・。
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