(恋愛小説)俺の愛したレディ達

俺の愛したレディ達よ。 感謝の気持ちを込めてお前達を語らせてくれ。

2022年08月

覚醒タイランド部屋の扉をゆっくりと開けた。小さな期待で胸が高鳴る。ポーがいるかも知れない。そんな期待だ。しかし、残念ながら室内に入ると空気が静まり返っていた。直ぐに誰もいない事が分かった。 ベッドは綺麗にメーキングされていて部屋は既に掃除が終わっていた。 ... もっと読む

青春時代「M君、屋台見ようよ。」徳子が広場を囲むように出ている屋台が見たいと言い出した。俺は今、徳子といるだけで幸せで何処へでも付いていくつもりだった。屋台は広場を円のようにぐるりと囲んでいたが、その円は2重になっており、その屋台と屋台の間を人々が歩き楽し ... もっと読む

覚醒タイランド初めてのMBKは楽しかった。フェイク商品を買う事は無かったが見ているだけでもワクワクさせられた。MBKはまるでおもちゃ箱のようだ。大人がおもちゃ箱をひっくり返しあれやこれやと時間を忘れて遊ぶ。そんな場所に思えた。楽しい時間を過ごし、俺はポー ... もっと読む

青春時代徳子(のりこ) と2人でじっと櫓の回りを踊る盆踊りを見ていた。ただ、それだけで幸せだった。彼女の横顔を時折盗み見た。「なんて美しいんだ。」それが正直な感想だった。美術の時間に沢山の名画と呼ばれる写真を教科書で見たが彼女のこの時の横顔に勝る物は無かっ ... もっと読む

覚醒タイランドタクシーが止まった。どうやら到着したようだ。そこはMBKタクシー専用乗降場のようだった。ポーターのようなおじさんが立っていてタクシーに乗る客を誘導している。乗り場の少し手前で停まったタクシーに、俺は運賃を支払い館内に入った。初めて入ったので ... もっと読む

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