(恋愛小説)俺の愛したレディ達

俺の愛したレディ達よ。 感謝の気持ちを込めてお前達を語らせてくれ。

2022年09月

青春時代「ひとみ?」ホッとして彼女の名を呼んでみた。「M君?」少し驚いたような反応でひとみが返してきた。 「うん、電話してみた。」そう言うと「ありがとう。」ひとみの嬉しそうな顔が声からも伝ってきた。電話ってすごいや。本当にこの時そう思った。まるで本人が横に ... もっと読む

覚醒タイランドポーとシーロム通りからタクシーに乗った。3~40分走っただろうか。どうやらタクシーが目的の場所に着いたようだ。 見ると何やら大きな建物であった。その店は「タワンデーン」といった。この店の売りはショーを見ながら食事が出来る事だ。彼女に誘導され ... もっと読む

青春時代夕方少し前、家に誰もいない時を狙い電話する事にした。この時まで俺は、ほとんど電話などした事が無かった。電話が我が家にやって来た当日母親が喜んで親戚に電話し、その場で少し代わったぐらいだ。それ以降電話は我が家の飾り物的存在のままだった。黒光りする電 ... もっと読む

覚醒タイランド日本に帰ってからもポーの事が頭から離れなかった。何という事だ!本気で好きになってしまっていた。俺は居ても立っても居られなくなり2週間後また、タイに行く事にした。ポーと会う為だ。それを友人に伝えると大笑いされた。まぁ、遊びなれている友人からす ... もっと読む

青春時代いよいよ、卒業式の日を迎えた。ただ、世間で言うところの感動など俺には全く無かった。ああ、卒業か・・・。そんな程度であった。校長先生の長ったらしい講釈が済み壇上に1人の生徒が呼ばれた。それは卒業生代表だ。その生徒に校長先生から全生徒を代表して卒業証 ... もっと読む

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