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青春編
秀美を誘い事前に調べておいた
ケーキが有名なカフェに行った。
まずケーキを選ぶところから話が
盛り上がる。
それがここを選んだ理由だ。
どれがいい?
そう聞いてやると女は目を輝かせる。
とにかく楽しませてやる。
そして失恋の女には決してその事
には触れない。
自分から言い出さない限りは。
俺流の定義だった。
そのカフェではケーキセットを
頼むとトレーにいくつものプチ
ケーキを持ってきてくれる。
秀美が嬉しそうに見ている。その
姿を見て俺は半分以上作戦成功の
手応えを感じた。
女が笑顔を見せるのは良い兆候だと
この頃感じていた。
自分と一緒の時にいかに女を笑顔に
させる事が出来るか?
その回数が多ければ多いほど落ちる
確率が高くなるという統計が自分の
中に出来上がっていた。
なので、この秀美の笑顔の出だしは
好感触だった。
よし、いけるぞ。静かなる気合を
入れる。
当たり障りの無い、楽しい話ばかり
を選んで1時間ほどで切り上げた。
これが俺流のセオリーのスタートだ。
「あー楽しかった。」そう思われて
すっと引き上げる。
すると次に繋がると確信していた。
彼女を駅まで見送る。俺と彼女は
沿線が違った。
秀美が「今日は楽しかった。
ありがとう。」「ご馳走様。」
そう言われ可愛い奴だと思えた。
彼女が改札に消えて行く後姿を
見送り、さて次回は何時誘って
みようかと思案した。
あまり間を開けるのも余韻が全く
消えてしまうし、早急過ぎるのも
また?なんて思われ兼ねない。
この辺りのさじ加減がほんと女は
難しい。
俺なら女に誘われれば毎日でも
ごきぶりホイホイに向かうが如く
付いて行くのに。
このデートから、売り場で会う際の
秀美の俺に対する態度が変わった。
女は常に自分をガードしていて
それを段階的に解いていく。
なので、初対面では愛想が悪い時
が多い。そして徐々にそのガードが
崩れていくのは、態度や言葉使い
などで分かる。
女が体を開くのが10段階中の10
だとしたら、この時の秀美は段階5
までガードが崩れ始めている手応え
を感じた。
よし、来週の日曜日食事に誘おう。
それはシゲル店長から秀美の休みが
月曜日だと聞いていたからだ。
俺にとってシゲル店長は強い味方
だった。自分は店長という立場で
手出し出来ないので、逆に俺を
応援しくれていた。
自分の店のスタッフを落とすのを
応援するのもどうかと思うのだが
物凄く仲良くなれていたので
そうしてくれたのかも知れない。
休みの前の日は気持ちがリラックス
するのは人間の心理だ。
俺は次の日曜日に段階7までガードを
崩せるよう作戦をたてる事にした。
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青春編
秀美を誘い事前に調べておいた
ケーキが有名なカフェに行った。
まずケーキを選ぶところから話が
盛り上がる。
それがここを選んだ理由だ。
どれがいい?
そう聞いてやると女は目を輝かせる。
とにかく楽しませてやる。
そして失恋の女には決してその事
には触れない。
自分から言い出さない限りは。
俺流の定義だった。
そのカフェではケーキセットを
頼むとトレーにいくつものプチ
ケーキを持ってきてくれる。
秀美が嬉しそうに見ている。その
姿を見て俺は半分以上作戦成功の
手応えを感じた。
女が笑顔を見せるのは良い兆候だと
この頃感じていた。
自分と一緒の時にいかに女を笑顔に
させる事が出来るか?
その回数が多ければ多いほど落ちる
確率が高くなるという統計が自分の
中に出来上がっていた。
なので、この秀美の笑顔の出だしは
好感触だった。
よし、いけるぞ。静かなる気合を
入れる。
当たり障りの無い、楽しい話ばかり
を選んで1時間ほどで切り上げた。
これが俺流のセオリーのスタートだ。
「あー楽しかった。」そう思われて
すっと引き上げる。
すると次に繋がると確信していた。
彼女を駅まで見送る。俺と彼女は
沿線が違った。
秀美が「今日は楽しかった。
ありがとう。」「ご馳走様。」
そう言われ可愛い奴だと思えた。
彼女が改札に消えて行く後姿を
見送り、さて次回は何時誘って
みようかと思案した。
あまり間を開けるのも余韻が全く
消えてしまうし、早急過ぎるのも
また?なんて思われ兼ねない。
この辺りのさじ加減がほんと女は
難しい。
俺なら女に誘われれば毎日でも
ごきぶりホイホイに向かうが如く
付いて行くのに。
このデートから、売り場で会う際の
秀美の俺に対する態度が変わった。
女は常に自分をガードしていて
それを段階的に解いていく。
なので、初対面では愛想が悪い時
が多い。そして徐々にそのガードが
崩れていくのは、態度や言葉使い
などで分かる。
女が体を開くのが10段階中の10
だとしたら、この時の秀美は段階5
までガードが崩れ始めている手応え
を感じた。
よし、来週の日曜日食事に誘おう。
それはシゲル店長から秀美の休みが
月曜日だと聞いていたからだ。
俺にとってシゲル店長は強い味方
だった。自分は店長という立場で
手出し出来ないので、逆に俺を
応援しくれていた。
自分の店のスタッフを落とすのを
応援するのもどうかと思うのだが
物凄く仲良くなれていたので
そうしてくれたのかも知れない。
休みの前の日は気持ちがリラックス
するのは人間の心理だ。
俺は次の日曜日に段階7までガードを
崩せるよう作戦をたてる事にした。
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