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青春編
会計を済ませ秀美を次の店に
連れて行く。
2人で歩いていると他の男達が
時折秀美をやはりチラ見した。
俺は自分よりも格上の女に常に
アタックする。
端から見て、何故この男にこの
女が付いているんだ?
そう思われるのが快感だからだ。
当然ランクが上がっていく程
女を落とす難易度も上がっていく。
しかしそこに挑戦し、相手が
身体を開いた瞬間、全ての努力が
報われる。
そんな話を友人にすると頭がおか
しいぞと笑われた。
その通りで、俺はやはりどこか
狂っているのかも知れない。
歩いて10分程強で、次の店に着く。
勿論俺はこの距離も計算していた。
ヒールの女を長く歩かせないで次の
店に行ける範囲で探しておいた。
そこは入口がアンティークな扉
で、店内は縦に長い構造になって
おりカウンターが細長く設置され
ている。
そのカウンターの後ろや客席の
足元にブルーの関節照明が設置
され、店内を落ち着いたアダルト
なムードに演出していた。
扉を開けると少し階段を下り
店内に入る恰好となる。
ここがチャンスだったので、俺は
彼女の手を取り「階段気をつけて」
そう言って彼女の手に触れる事が
出来た。
初めて彼女に直接触れる事が出来た
瞬間だった。
彼女の手はふくよかでとても柔らかい。
「わぁーこのお店素敵。」
またもや秀美が喜んでくれた。
これだから店のリサーチは止められ
ない。女が喜んでくれるとそこまで
の労力が全て報われる。
カウンター中央に男性客が2名いた。
俺達が入店すると、やはり彼女を
チラ見していた。
席は全部で15席程。バーテンは2名。
静かなジャズの流れる中で、俺達は
奥の方の席に付いた。
秀美が「わぁ~沢山お酒がある。」
そう言ってカウンター向こうの壁を
眺めている。
酒瓶も沢山並ぶと一種の店のディス
プレイ・ツールとなる。
瓶の形状やラベルなどが華やかで
美しい物が多いからだ。
バーテンが近づいてきて、セット
してくれる。
そして「お飲み物は?」そう聞いて
きた。
秀美が「え、どうしよう。」
別に困った様子では無く嬉しそうに
そう言った。
「メニュー見せてもらう?」
そうフォローしてやる。
「うん。」
そう言ったので、メニューを見せて
もらった。
しかし、カクテルの名前がずらりと
並んで秀美には何が何だか分からない。
俺は当然こんな時の為に勉強して
いた。それがカクテルブックだった。

これは有名なカクテルの本だ。
この中の蘊蓄(うんちく)を
懸命に覚えた。
カクテルのベースになるお酒は
ジンやラム・ウオッカにテキーラ
で、この4つの酒をベースにその
分量や加えるアイテムで作られる。
なんて、ちょっとかじった程度の
知識だったが、女性はこんな場で
そんな薀蓄(うんちく)をさり気に
教えてくれる所に惹かれたりする。
「え~どうしよう、分かんない。」
秀美が降参。そんな風に見ていた
メニューを置いた。
俺は待ってましたとばかりに
「じゃ、俺に任せてくれる?」
そう聞いた。
「うん、M君頼んで。」
そう言われバーテンを呼び、俺は
ジャックダニエルをソーダで、彼女
はスクリュードライバーを頼んで
やった。
何故スクリュードライバーなのか?
それは彼女がステーキハウスで
オレンジジュースを頼んでいたからだ。
スクリュードライバーはオレンジが
加えられていて、そして酔いやすい。
俺はドリンクを頼みほくそ笑んだ。
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青春編
会計を済ませ秀美を次の店に
連れて行く。
2人で歩いていると他の男達が
時折秀美をやはりチラ見した。
俺は自分よりも格上の女に常に
アタックする。
端から見て、何故この男にこの
女が付いているんだ?
そう思われるのが快感だからだ。
当然ランクが上がっていく程
女を落とす難易度も上がっていく。
しかしそこに挑戦し、相手が
身体を開いた瞬間、全ての努力が
報われる。
そんな話を友人にすると頭がおか
しいぞと笑われた。
その通りで、俺はやはりどこか
狂っているのかも知れない。
歩いて10分程強で、次の店に着く。
勿論俺はこの距離も計算していた。
ヒールの女を長く歩かせないで次の
店に行ける範囲で探しておいた。
そこは入口がアンティークな扉
で、店内は縦に長い構造になって
おりカウンターが細長く設置され
ている。
そのカウンターの後ろや客席の
足元にブルーの関節照明が設置
され、店内を落ち着いたアダルト
なムードに演出していた。
扉を開けると少し階段を下り
店内に入る恰好となる。
ここがチャンスだったので、俺は
彼女の手を取り「階段気をつけて」
そう言って彼女の手に触れる事が
出来た。
初めて彼女に直接触れる事が出来た
瞬間だった。
彼女の手はふくよかでとても柔らかい。
「わぁーこのお店素敵。」
またもや秀美が喜んでくれた。
これだから店のリサーチは止められ
ない。女が喜んでくれるとそこまで
の労力が全て報われる。
カウンター中央に男性客が2名いた。
俺達が入店すると、やはり彼女を
チラ見していた。
席は全部で15席程。バーテンは2名。
静かなジャズの流れる中で、俺達は
奥の方の席に付いた。
秀美が「わぁ~沢山お酒がある。」
そう言ってカウンター向こうの壁を
眺めている。
酒瓶も沢山並ぶと一種の店のディス
プレイ・ツールとなる。
瓶の形状やラベルなどが華やかで
美しい物が多いからだ。
バーテンが近づいてきて、セット
してくれる。
そして「お飲み物は?」そう聞いて
きた。
秀美が「え、どうしよう。」
別に困った様子では無く嬉しそうに
そう言った。
「メニュー見せてもらう?」
そうフォローしてやる。
「うん。」
そう言ったので、メニューを見せて
もらった。
しかし、カクテルの名前がずらりと
並んで秀美には何が何だか分からない。
俺は当然こんな時の為に勉強して
いた。それがカクテルブックだった。

これは有名なカクテルの本だ。
この中の蘊蓄(うんちく)を
懸命に覚えた。
カクテルのベースになるお酒は
ジンやラム・ウオッカにテキーラ
で、この4つの酒をベースにその
分量や加えるアイテムで作られる。
なんて、ちょっとかじった程度の
知識だったが、女性はこんな場で
そんな薀蓄(うんちく)をさり気に
教えてくれる所に惹かれたりする。
「え~どうしよう、分かんない。」
秀美が降参。そんな風に見ていた
メニューを置いた。
俺は待ってましたとばかりに
「じゃ、俺に任せてくれる?」
そう聞いた。
「うん、M君頼んで。」
そう言われバーテンを呼び、俺は
ジャックダニエルをソーダで、彼女
はスクリュードライバーを頼んで
やった。
何故スクリュードライバーなのか?
それは彼女がステーキハウスで
オレンジジュースを頼んでいたからだ。
スクリュードライバーはオレンジが
加えられていて、そして酔いやすい。
俺はドリンクを頼みほくそ笑んだ。
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