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青春編
マティーニーは量が少なくとも
度数が強いので意外に酔いが回る。
秀美が「これおいし~い。」
そう言って一気に半分程飲んだ。
グラスの淵に塗られている塩が
マティーニーを飲みやすく手助け
してくれる。
しかし、カクテルは飲み方を知ら
ないと後で酔いが回ってくる。
口当たりが良くて飲みやすいもの
も多いが、一気に何杯も飲むような
飲み方はキツイ。
しかし、カクテルバーに初めて来た
秀美にはそんな事が分からない。
なので、マティーニーをぐいっと
あおり、まるでジェームボンドの
ような飲み方を見せていた。
中々の男前の飲み方だ。
「オリーブ食べてみて。」
俺はオリーブを敢えて2つ頼み
1つをもらい、彼女にもう1つ
を食べるようすすめた。
これは特にカクテルのおつまみ
では無いだろうが、俺はこの
オリーブが好きだった。
しかし、ここで彼女にまたもや
蘊蓄(うんちく)を言ってやる。
「オリーブはね、肌を綺麗に
する効果があるんや。」
すると秀美が
「えーそうなの?」
「M君ってほんと物知りー。」
そう言ってオリーブを少しかじった。
こんなオリーブでも、単にかじる
よりも、肌を綺麗にする効果がある
と言われると有難く食べようとする。
そしてこれで綺麗になれるんだと
思い込む。そんなに直ぐに効果が
ある訳無いのだが。
しかし、これは人間の心理だ。
俺はよくこの人の心理をつく蘊蓄
を女を口説く時に利用した。
例えばTVなどで「〇〇の野菜は
凄く〇〇に効く。」
など放送されると翌日スーパーの
店頭からその野菜があっと言う間に
消える。
一気に売り切れるからだ。
それをこぞって買いに行くのは誰か?
それはほとんどが女性だ。
男はそんな情報に目の色変えて飛び
つかない。まぁ、話のネタにするぐら
いだろう。
しかし女性はそんな情報が大好きで
直ぐに飛びつく。なので昼時のTVは
そんな番組で視聴率を狙う。
だから、食べ物の特性や効果を覚えて
おいて、ピンポイントで教えてやると
こちらの事を博学だと勝手に思い込み
うまくいけばリスペクトしてくれる。
物理や数学の話をしてやっても、反応
など無いが、こんな情報には目を
輝かせ食いつてくるのが女だ。
「だからオリーブを2つ頼んだんだ。」
「俺も綺麗になりたいから。」
そうジョークを言うとかなりウケた。
もう秀美はリラックスしていて
俺をかなり信頼し始めているのが
分かった。
俺はここで勝負に出る。
マティーニーは喉が渇いたりする
グラスの淵に塩が縁どられている
事も手伝い、度数も強いからだ。
「喉乾いたやろ?」
そう聞くと
「うん。」と
そこで俺はもう1度
「スクリュードライバーを小さな
グラスで。ウオッカ強めで。」
とどめにそうオーダーした。
勿論バーテンダーは俺の狙いなど
お見通しだったろう。
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青春編
マティーニーは量が少なくとも
度数が強いので意外に酔いが回る。
秀美が「これおいし~い。」
そう言って一気に半分程飲んだ。
グラスの淵に塗られている塩が
マティーニーを飲みやすく手助け
してくれる。
しかし、カクテルは飲み方を知ら
ないと後で酔いが回ってくる。
口当たりが良くて飲みやすいもの
も多いが、一気に何杯も飲むような
飲み方はキツイ。
しかし、カクテルバーに初めて来た
秀美にはそんな事が分からない。
なので、マティーニーをぐいっと
あおり、まるでジェームボンドの
ような飲み方を見せていた。
中々の男前の飲み方だ。
「オリーブ食べてみて。」
俺はオリーブを敢えて2つ頼み
1つをもらい、彼女にもう1つ
を食べるようすすめた。
これは特にカクテルのおつまみ
では無いだろうが、俺はこの
オリーブが好きだった。
しかし、ここで彼女にまたもや
蘊蓄(うんちく)を言ってやる。
「オリーブはね、肌を綺麗に
する効果があるんや。」
すると秀美が
「えーそうなの?」
「M君ってほんと物知りー。」
そう言ってオリーブを少しかじった。
こんなオリーブでも、単にかじる
よりも、肌を綺麗にする効果がある
と言われると有難く食べようとする。
そしてこれで綺麗になれるんだと
思い込む。そんなに直ぐに効果が
ある訳無いのだが。
しかし、これは人間の心理だ。
俺はよくこの人の心理をつく蘊蓄
を女を口説く時に利用した。
例えばTVなどで「〇〇の野菜は
凄く〇〇に効く。」
など放送されると翌日スーパーの
店頭からその野菜があっと言う間に
消える。
一気に売り切れるからだ。
それをこぞって買いに行くのは誰か?
それはほとんどが女性だ。
男はそんな情報に目の色変えて飛び
つかない。まぁ、話のネタにするぐら
いだろう。
しかし女性はそんな情報が大好きで
直ぐに飛びつく。なので昼時のTVは
そんな番組で視聴率を狙う。
だから、食べ物の特性や効果を覚えて
おいて、ピンポイントで教えてやると
こちらの事を博学だと勝手に思い込み
うまくいけばリスペクトしてくれる。
物理や数学の話をしてやっても、反応
など無いが、こんな情報には目を
輝かせ食いつてくるのが女だ。
「だからオリーブを2つ頼んだんだ。」
「俺も綺麗になりたいから。」
そうジョークを言うとかなりウケた。
もう秀美はリラックスしていて
俺をかなり信頼し始めているのが
分かった。
俺はここで勝負に出る。
マティーニーは喉が渇いたりする
グラスの淵に塩が縁どられている
事も手伝い、度数も強いからだ。
「喉乾いたやろ?」
そう聞くと
「うん。」と
そこで俺はもう1度
「スクリュードライバーを小さな
グラスで。ウオッカ強めで。」
とどめにそうオーダーした。
勿論バーテンダーは俺の狙いなど
お見通しだったろう。
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