livedoor Blog 恋愛 2位/45881
青春編
いよいよ秀美の門戸を開ける。
M字の如くその扉を開くと
そこにはトレビの泉が既に潤い
俺を待っていた。
その門の中は複雑な構造になって
いて、多くのピンク色のひだ
のような物が渦巻状になっている。
神が作った芸術の域を超えた
素晴らしい造作物だ。永遠に自分
の物であればどんなに幸せか・・・。
開門と同時に彼女は俺を受け入れ
ようと自分の目を閉じた。
女性達は皆、このM字扉を開いた
瞬間、約束ごとのように目を閉じ
ていたように思う。
行為の最中に目を開けたままで
ずっと俺を見ていた女など
まず記憶に無い。
彼女達は普段そんな事に全く興味
が無いような大和撫子を演じるが
いざ男に開門されると転じて
全ての快感を得ようと目を閉じる。
自分だけの陶酔の世界に入り
快楽を貪欲に取り込もうとする。
反して男はそんな女を見て興奮する。
いわゆる視姦だ。
この男と女の相反する行動は本当に
面白い。
馬力を出しがん見する男と、目を
閉じ自分の世界の中で喘ぐ女。
完全なる攻撃と受け身となる。
秀美は挿入してやると静かに悶えた。
少し熱い唇から漏れてくる声が俺を
そそる。
俺はやっともらえた豪褒美に全力で
向かった。食べ残しが無いように
貪り尽くした。フィニッシュした
俺は完全燃焼だった。
彼女から降りると物凄い睡魔が襲い
そのまま眠ってしまった。彼女が
バスルームに行った気配だけが
ぼんやりとした記憶にある。
翌朝目が覚めると彼女はもう洋服
を着て椅子に座っていた。
まるで何も無かったかのように。
これが女の凄いところだ。
洋服を着ると突然「素」に戻る。
俺に組み敷かれていた女とは別人
なのかと目を疑う時がある。
女の洋服はまるで鎧のようだ。
着ると完全武装となり、女の体を
見事にガードしてしまう。
身も、そして心までも・・・。
彼女が俺が起きた事に気づき
「おはよう。」と言った。
ただ、それは恋人に言ったような
甘い言葉では無く、一夜の情事の
相手に言う社交的なものだった。
この瞬間俺は「2回目は無いかも。」
そう思えた。昨日は彼女も酔った
勢いだったのかも知れない。
腹が減っていたので
「モーニング食べに行こう。」
そう言ってシャワーを浴び直ぐに
支度した。
ホテルを出て大通りにある喫茶店
に入る。
モーニングセットを食べながら俺は
今日はどうするの?そう彼女に聞く
と疲れたから寝ると言った。
このまま何処かに出かけたかったが
彼女はそうで無かったようだ。
そして俺の予想通り彼女との関係は
この時1回限りとなった。
彼女がバイトを止めてしまったからだ。
ところが思わぬ形で彼女と再会する
事になる。
それも驚きの再会であった。
クリックして応援してね。

にほんブログ村
青春編
いよいよ秀美の門戸を開ける。
M字の如くその扉を開くと
そこにはトレビの泉が既に潤い
俺を待っていた。
その門の中は複雑な構造になって
いて、多くのピンク色のひだ
のような物が渦巻状になっている。
神が作った芸術の域を超えた
素晴らしい造作物だ。永遠に自分
の物であればどんなに幸せか・・・。
開門と同時に彼女は俺を受け入れ
ようと自分の目を閉じた。
女性達は皆、このM字扉を開いた
瞬間、約束ごとのように目を閉じ
ていたように思う。
行為の最中に目を開けたままで
ずっと俺を見ていた女など
まず記憶に無い。
彼女達は普段そんな事に全く興味
が無いような大和撫子を演じるが
いざ男に開門されると転じて
全ての快感を得ようと目を閉じる。
自分だけの陶酔の世界に入り
快楽を貪欲に取り込もうとする。
反して男はそんな女を見て興奮する。
いわゆる視姦だ。
この男と女の相反する行動は本当に
面白い。
馬力を出しがん見する男と、目を
閉じ自分の世界の中で喘ぐ女。
完全なる攻撃と受け身となる。
秀美は挿入してやると静かに悶えた。
少し熱い唇から漏れてくる声が俺を
そそる。
俺はやっともらえた豪褒美に全力で
向かった。食べ残しが無いように
貪り尽くした。フィニッシュした
俺は完全燃焼だった。
彼女から降りると物凄い睡魔が襲い
そのまま眠ってしまった。彼女が
バスルームに行った気配だけが
ぼんやりとした記憶にある。
翌朝目が覚めると彼女はもう洋服
を着て椅子に座っていた。
まるで何も無かったかのように。
これが女の凄いところだ。
洋服を着ると突然「素」に戻る。
俺に組み敷かれていた女とは別人
なのかと目を疑う時がある。
女の洋服はまるで鎧のようだ。
着ると完全武装となり、女の体を
見事にガードしてしまう。
身も、そして心までも・・・。
彼女が俺が起きた事に気づき
「おはよう。」と言った。
ただ、それは恋人に言ったような
甘い言葉では無く、一夜の情事の
相手に言う社交的なものだった。
この瞬間俺は「2回目は無いかも。」
そう思えた。昨日は彼女も酔った
勢いだったのかも知れない。
腹が減っていたので
「モーニング食べに行こう。」
そう言ってシャワーを浴び直ぐに
支度した。
ホテルを出て大通りにある喫茶店
に入る。
モーニングセットを食べながら俺は
今日はどうするの?そう彼女に聞く
と疲れたから寝ると言った。
このまま何処かに出かけたかったが
彼女はそうで無かったようだ。
そして俺の予想通り彼女との関係は
この時1回限りとなった。
彼女がバイトを止めてしまったからだ。
ところが思わぬ形で彼女と再会する
事になる。
それも驚きの再会であった。
クリックして応援してね。
にほんブログ村