livedoor Blog 恋愛 3位/45881

覚醒タイランド

多分もう3時amぐらいだった
ろうか。流石に疲れてきたので
帰ろうと言った。

彼女も頷き、2人店の外へ出る。
回りには何も無い。多分回りは畑
か野原なのか、かなりだだっ広い。

暗い闇が果てしなく遠くまで続い
ている。

こんな場所1人では来れないし
勿論1人でも帰れない。

当時俺は観光客でパタヤの地理も
分からないしタイ語なんて話せ
なかった。

彼女がバイタクを頼むとバイクが
現れた。

この店の客の為バイタクも待機して
いるのだろう。

物凄い人数が店の中にいるのだから。
それはそれで商売になる。

当然店は違法営業だが、このような
店が出来る事で、パタヤの住人達は
恩恵をこうむるだろう。

そこで働く人間や、飲み物を納入する
業者・バイタクの運転手。そして
近くの食堂など。

このような金を使う場所が出来ると
観光客→夜嬢→違法営業の店→そこに
まつわる業者達のようにお金の流れの
構図が出来上がる。

それはそれでいいのではないかと
俺は思っている。お金が回る事は
いい事ではないかと。

営業もグレーゾーン内で収まって
いるならと。

彼女がバイタクのドライバーに何か
告げると直ぐ近くの屋外食堂の
ような場所に着いた。

お腹が空いたのでバミーナームを
食べたいと言う。
(タイのラーメン)

AdobeStock_230273340-e1547720301683


タイのラーメンをこの時初めて食べたが
ナンプラーを入れると凄く美味かった。

彼女とこんな時間にラーメンを食べて
いると若い頃朝方までディスコで踊り
明け方ラーメンを食べ帰った記憶が
蘇り何だか懐かしさを感じた。

国が違ってもレミの青春もまた俺の
若い頃と同じなのだと感じ、まさに
俺はあの頃にその瞬間戻っている
のだと。

もう日本では味わえない青春の香り
それがタイでは再び味わえる。

ただ一つ、自分自身が随分と年を
取ってしまった事を除けば・・・。


クリックして応援してね。
 にほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ
にほんブログ村