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覚醒タイランド
その日は土曜日。パタヤに移住して
初めてのウィークエンドだ。
人間の心理とは不思議だ。特に何も
用も無いのに、この土曜日やあるい
は日曜日に気分は浮かれる。
それが特にパタヤに住んでいたら
尚更だった。
11時を過ぎると早速ソイ6に
向かった。セカンドロードを
意気揚々と歩く。
暑い。まだ午前中にも関わらず太陽
の光が肌を刺す。しかし、それも
パタヤの良さだ。
日本のように単にじっとりと暑い
だけでなく、何というか体の中の
血を沸騰させ元気にさせてくれる。
ソイ6の入口に着く。通りの向こう
には青いパタヤの海が見える。
俺はブラリと歩き出した。オープン
したての店の前では怠惰な姿で
レディ達がこの日のスタート準備を
始めている。
何か食べているレディもいれば
スマホをいじっているレディもいる。
ある者はメイクを直し、ある者は
ママさんらしき人と会話してる。
そんなソイ6ののどかな風景に
癒されながら、俺は海側に向かって
歩いていた。
すると先日遊んだヘムが俺に気づき
必死で手を振っていた。俺は笑い
ながら手を振り一旦は素通りした。
この時点ではまだ彼女とは単なる
一見(いちげん)で出会ったレディ
という存在だった。
俺はソイ6を通り過ぎ、ビーチ
ロード沿いにあるレストランに
入る。
その店はオープンカフェのような
店で、パタヤの海を見ながら食事
やビールを楽しめた。
この店を気に入っていて、観光で
来ていた頃からよく利用した。
白いイスに腰掛けビールを頼む。
日差しは強いが海風が吹いてきて
気持ちが良い。
ビールを一気に飲む。
美味い!最高だ!
パタヤの暑い日差しの中、木陰の
テラスで飲むビールは最高に美味い。
このシチュエーションの魅力に
取りつかれる旅人はきっと多く
いる筈だ。
俺も女に狂うのでは無く、こんな
ロケーションに惚れるべきだった。
女とは恐ろしい存在だ。こんな
青い海を見ながら飲めるビールの
快感よりも、遥かに俺を魅了して
しまうのだから。
女の何が俺をそんなに狂わせて
しまうのだろう・・・。
女が体の中に隠し持つブラック
ホールの魔力が俺を狂わせるのか。
この歳になってもそれは今でも謎だ。
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その日は土曜日。パタヤに移住して
初めてのウィークエンドだ。
人間の心理とは不思議だ。特に何も
用も無いのに、この土曜日やあるい
は日曜日に気分は浮かれる。
それが特にパタヤに住んでいたら
尚更だった。
11時を過ぎると早速ソイ6に
向かった。セカンドロードを
意気揚々と歩く。
暑い。まだ午前中にも関わらず太陽
の光が肌を刺す。しかし、それも
パタヤの良さだ。
日本のように単にじっとりと暑い
だけでなく、何というか体の中の
血を沸騰させ元気にさせてくれる。
ソイ6の入口に着く。通りの向こう
には青いパタヤの海が見える。
俺はブラリと歩き出した。オープン
したての店の前では怠惰な姿で
レディ達がこの日のスタート準備を
始めている。
何か食べているレディもいれば
スマホをいじっているレディもいる。
ある者はメイクを直し、ある者は
ママさんらしき人と会話してる。
そんなソイ6ののどかな風景に
癒されながら、俺は海側に向かって
歩いていた。
すると先日遊んだヘムが俺に気づき
必死で手を振っていた。俺は笑い
ながら手を振り一旦は素通りした。
この時点ではまだ彼女とは単なる
一見(いちげん)で出会ったレディ
という存在だった。
俺はソイ6を通り過ぎ、ビーチ
ロード沿いにあるレストランに
入る。
その店はオープンカフェのような
店で、パタヤの海を見ながら食事
やビールを楽しめた。
この店を気に入っていて、観光で
来ていた頃からよく利用した。
白いイスに腰掛けビールを頼む。
日差しは強いが海風が吹いてきて
気持ちが良い。
ビールを一気に飲む。
美味い!最高だ!
パタヤの暑い日差しの中、木陰の
テラスで飲むビールは最高に美味い。
このシチュエーションの魅力に
取りつかれる旅人はきっと多く
いる筈だ。
俺も女に狂うのでは無く、こんな
ロケーションに惚れるべきだった。
女とは恐ろしい存在だ。こんな
青い海を見ながら飲めるビールの
快感よりも、遥かに俺を魅了して
しまうのだから。
女の何が俺をそんなに狂わせて
しまうのだろう・・・。
女が体の中に隠し持つブラック
ホールの魔力が俺を狂わせるのか。
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