livedoor Blog 恋愛 2位/45880
青春時代
総菜売り場のユキは何時も決まった
時間に1人でやって来た。
12時過ぎと3時過ぎに。
昼と午後からの2回の休憩だ。
彼女には華やかさは無かったが逆に
その暗い影に俺は惹かれていた。
俺はこの店でウェイターとして雇われ
たのだが、ここの店長がとんでもない
さぼり魔で俺に厨房の係を無理やり
させた。
何故なら自分が店を抜ける事が
出来るからだ。店長が消えると
俺はなんと店番が1人だ。
ウェイターと厨房を兼務するという
ウルトラCだ。
喫茶店のバイトなど初めてで
ウェイターだけでも大変なのに
厨房で客からのオーダーを作る
なんて当初パニックになった。
一斉に客が来た時などてんてこ舞い
だった。俺1人だったからだ。
この店の店長はほんといい加減で
俺が店にレギュラーで入り出すと
暇な時間には「M君よろしくー!」
なーんて言って場外馬券売り場や
仲良し店長の店でだべっていた。
酷い時などは仕事中、昼サロに行き
スッキリした顔で
「いや~ババアだったわ。」なんて
笑いながら戻って来た。
ただ、物凄く人柄が良くて憎めない
店長だった。それに俺はこの店長に
とてもよくしてもらっていた。
この店には俺よりも先に入っていた
バイトがいた。2人組のバイトで
店長が帰る夕方からの勤務の奴ら
だった。
こいつらがまたいい加減な奴らで
出勤するや否や、厨房にある食材を
食べたり、飲んだり、酷い時は
食器を持って帰ったりしていた。
俺はそれを見て気分が悪くなった。
例えバイトでもそれは万引きと同じ
犯罪行為だったからだ。
俺は我慢の限界がきて、店長にその
事実を言った。あいつらは首にして
欲しいと、その代わり自分が友達を
バイトに連れてくるからと。
普段いい加減な店長が真面目な顔で
俺の話を聞いてくれ一言
「分かった。」
そう言って本当に彼らを首にした。
俺は店長に意見が通った事が嬉し
かった。真面目に働いていると
認めて貰えるという事を学んだ
初めての経験だった。
俺には友人のバイトを呼ぶアテが
あった。それは友人のヒデキが
デパ地下でEVガールに手を出し
バイト存続のピンチを迎えていた
からだ。
ヒデキは俺の紹介で洋菓子売り場で
バイトを始めていた。ヒデキは大人
しいタイプなのだが、凄いイケメン
だった。
なので俺は心配し、絶対にデパ地下で
食い散らかすなと念を押していた。
バイトが出来なくなるぞと。
俺が言うのもなんだが・・・。
ただ、彼は俺のアドバイスを聞き
忠実にお菓子売り場の誰にも
手を出さなかったのだが
よりによってエレベーターガールに
2股掛けた。
そしてとんでも無い事に巻き込まれ
ていた。
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総菜売り場のユキは何時も決まった
時間に1人でやって来た。
12時過ぎと3時過ぎに。
昼と午後からの2回の休憩だ。
彼女には華やかさは無かったが逆に
その暗い影に俺は惹かれていた。
俺はこの店でウェイターとして雇われ
たのだが、ここの店長がとんでもない
さぼり魔で俺に厨房の係を無理やり
させた。
何故なら自分が店を抜ける事が
出来るからだ。店長が消えると
俺はなんと店番が1人だ。
ウェイターと厨房を兼務するという
ウルトラCだ。
喫茶店のバイトなど初めてで
ウェイターだけでも大変なのに
厨房で客からのオーダーを作る
なんて当初パニックになった。
一斉に客が来た時などてんてこ舞い
だった。俺1人だったからだ。
この店の店長はほんといい加減で
俺が店にレギュラーで入り出すと
暇な時間には「M君よろしくー!」
なーんて言って場外馬券売り場や
仲良し店長の店でだべっていた。
酷い時などは仕事中、昼サロに行き
スッキリした顔で
「いや~ババアだったわ。」なんて
笑いながら戻って来た。
ただ、物凄く人柄が良くて憎めない
店長だった。それに俺はこの店長に
とてもよくしてもらっていた。
この店には俺よりも先に入っていた
バイトがいた。2人組のバイトで
店長が帰る夕方からの勤務の奴ら
だった。
こいつらがまたいい加減な奴らで
出勤するや否や、厨房にある食材を
食べたり、飲んだり、酷い時は
食器を持って帰ったりしていた。
俺はそれを見て気分が悪くなった。
例えバイトでもそれは万引きと同じ
犯罪行為だったからだ。
俺は我慢の限界がきて、店長にその
事実を言った。あいつらは首にして
欲しいと、その代わり自分が友達を
バイトに連れてくるからと。
普段いい加減な店長が真面目な顔で
俺の話を聞いてくれ一言
「分かった。」
そう言って本当に彼らを首にした。
俺は店長に意見が通った事が嬉し
かった。真面目に働いていると
認めて貰えるという事を学んだ
初めての経験だった。
俺には友人のバイトを呼ぶアテが
あった。それは友人のヒデキが
デパ地下でEVガールに手を出し
バイト存続のピンチを迎えていた
からだ。
ヒデキは俺の紹介で洋菓子売り場で
バイトを始めていた。ヒデキは大人
しいタイプなのだが、凄いイケメン
だった。
なので俺は心配し、絶対にデパ地下で
食い散らかすなと念を押していた。
バイトが出来なくなるぞと。
俺が言うのもなんだが・・・。
ただ、彼は俺のアドバイスを聞き
忠実にお菓子売り場の誰にも
手を出さなかったのだが
よりによってエレベーターガールに
2股掛けた。
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