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タイ編136
「手渡された危険な包み紙」


ヘムはディスコが大好きだった。
毎晩のように踊りに行っていた。

俺というスポンサーが付いてからは
全く働かなくなり、夕方まで寝ては
明け方までディスコで遊ぶという
生活スタイルに変わってしまった。

堕落だ・・・。
俺同様に・・・。

このようにパタヤでは男が堕落すると
女も同様に堕落したりする。男の金が
続く限り・・・。

単に飲み食いしたい彼女は俺を誘った。
俺は彼女を恋人だと思っていたので
それに応えていたのだが、彼女は俺を
ATMとして利用していた。

愚かな俺は彼女に誘われると嬉しかった。
何故なら、違う客と行かれると嫉妬した
からだ。

何て馬鹿なのだ。俺は・・・。

そんな理由で俺が誘われるのは彼女が
俺の存在をBFだと思っているからだと
優越感を覚えていた。

俺は移住して本当に狂ってしまった。
何も見えなくなった。

あの時の自分は誰か違う人物では
なかったのか?今こうして真っ当に
生活していると、そう思える。

移住するには冷静な自分を持ち続ける
必要がある。

惚れっぽい人間は移住する際には
心して行かないと、まさに俺のように
レディしか見えなくなる。

そんな場所なのだ。
パタヤという街は。

惚れっぽい男は夜嬢からすれば1番の
カモだ・・・。
とことん金を引き出させる。

ある日ヘムと友達のプーとピアという
名のディスコに行った。

ピアは彼女の行きつけのディスコだ。
その日も飲んで騒いでいた。

このディスコには彼女の友人も来る。
夜嬢仲間達だ。

彼女の友人が俺達のテーブルに近づい
て来た、ヘムと何やら話している。

するとヘムが友人に小さな包み紙を
素早く手渡した。

俺はその瞬間を見逃さなかった。
もし、彼女の事を疑惑の目で見ていな
ければ、何も気づかずにいただろう。

薬物を手渡すそんなシーンはTVで
何度も見た事がある。その場面と
まさに一緒だった。

受け取った友人はそのまま直ぐに
トレイの方へ向かった。

「ドラッグだ。」

俺はその場面を見て確信した。

ただ、俺はその事をヘムに問い詰める
事はしなかった。

それは、俺には彼女からドラッグを
取り上げ更生させる自信など無かった
からだ。

それよりも、こんな彼女とは別れた
方がいいな。ようやく気づいてきた。

彼女はドラッグに酔い。俺はそんな
彼女に目が覚めてきた。

そのシーンは未だに目に焼き付いて
いる。ヘムは素早く渡していたが
俺が注意深く彼女を見ていた事に
気づかず、油断していたようだ。

俺をどこまでも、まぬけなATM
だと思い・・・。

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