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青春編156
「初めて見たルイヴィトン」
金が生み出す格差。
そんな事を書くと「単にお前が勝手
に引け目を感じてるだけだろう。」
そう思われるかも知れない。
しかし、これは男社会でもあるの
ではないか?
一見普通の風貌の相手が資産100億
でベンチャー企業の社長だと聞かされ
た途端。
同じ相手を突然、格上に見たりしない
だろうか?
金という資産は相手と自分の社会での
位置づけに大きく影響してくる。
これは自分自身でも強く感じた事だ。
回りの目という物に・・・。
金がある時には、ちやほやしてくれた
人達が破綻すると途端に蜘蛛の子を
散らすように消えたり、こちらを
完全に見下し始めたりした。
しかし、再起して金が回り出すと
また回りから認められるようになる。
この事で俺は金の力は偉大だと身に
染みして感じる。
資本主義の世界では「金」が「資産」
が社会的な位置づけを決めてしまう。
金が有ると回りが見えにくいが、ところ
が金が無くなると自分に手を差し伸べて
くれる人が誰かハッキリと分かる。
パタヤで破綻した時にも、俺に手を
差し伸べてくれた人が何人もいた。
恩返ししたいがそんな事を期待しない
で手を差し伸べてくれた人達ばかりだ。
俺は底辺に落ちた事があるので
人の行動というものがよく分かる。
和美とケーキ店に初めて行った時
彼女の持ち物に驚いた。
それは当時誰もが憧れた
ルイヴィトン。
昨今中国の富裕層に食われて
しまったがルイヴィトンの世界
売上NO1が日本であった時がある。
パリの本店の売上さえも日本人が
NO1であった。
このルィヴィトンは今でも世界の
ハイブランドの売上断トツNO1だ。
不滅の人気だ。
彼女はそのヴィトンのバッグを持って
いた。俺は雑誌とかでは見た事があった
が、恥ずかしいかな本物を見た事が
無かった。
和美に「凄いね!それヴィトンなの?」
そう聞くと
「うん、ヴィトン大好き。」
まるでぬいぐるみが好きなように
この高級ブランドが好きだとさらり
と言った。
財布やボストンも可愛いよ・・・。
驚く事に彼女は他にも持っていた。
当時大卒の初任給は10万程。
その金額よりも高いバッグをいくつも
平然と所持する彼女。
しかし、その言い方には決して嫌味が
無かった。それが彼女の魅力だ。
友達もみんな持ってるよと言う彼女に
更に驚かされた。
彼女を見た時、俺は「やれたらいい」
そんな事しか思ってなかったが
こんなお嬢様を組み伏したい猛烈な
どす黒い欲望が沸いていた。
それは多分、劣等感からだった。
そんな事など露知らずお嬢様は楽し
そうにしている。
俺の話など多分品の良い周りからは
聞いた事も無い話ばかりだったようだ。
それが逆に彼女を楽しませたようだ。
その日は彼女とそれで別れた。
次回は食事でも行かないか?と誘うと
彼女は笑顔で行きたいと言ってくれた。
俺はそんなピュアな彼女を見てると
自分の考えが覚めてくるのが分かった。
金持ちの娘なのに、それをひけらかす
事も無く、上品で可愛くて・笑顔が
素敵で・・・。
俺は帰り道、何時ものナンパのような
気持ちではなく、高校時代味わった
初恋の時のような甘酸っぱい想いが
自分の中に芽生え始めたのに気付いた。
「やれたらいい」そんな邪(よこしま)
な気持ちは気づけばいつしか消えていて
彼女に強く惹かれ始めていた。
青春編156
「初めて見たルイヴィトン」
金が生み出す格差。
そんな事を書くと「単にお前が勝手
に引け目を感じてるだけだろう。」
そう思われるかも知れない。
しかし、これは男社会でもあるの
ではないか?
一見普通の風貌の相手が資産100億
でベンチャー企業の社長だと聞かされ
た途端。
同じ相手を突然、格上に見たりしない
だろうか?
金という資産は相手と自分の社会での
位置づけに大きく影響してくる。
これは自分自身でも強く感じた事だ。
回りの目という物に・・・。
金がある時には、ちやほやしてくれた
人達が破綻すると途端に蜘蛛の子を
散らすように消えたり、こちらを
完全に見下し始めたりした。
しかし、再起して金が回り出すと
また回りから認められるようになる。
この事で俺は金の力は偉大だと身に
染みして感じる。
資本主義の世界では「金」が「資産」
が社会的な位置づけを決めてしまう。
金が有ると回りが見えにくいが、ところ
が金が無くなると自分に手を差し伸べて
くれる人が誰かハッキリと分かる。
パタヤで破綻した時にも、俺に手を
差し伸べてくれた人が何人もいた。
恩返ししたいがそんな事を期待しない
で手を差し伸べてくれた人達ばかりだ。
俺は底辺に落ちた事があるので
人の行動というものがよく分かる。
和美とケーキ店に初めて行った時
彼女の持ち物に驚いた。
それは当時誰もが憧れた
ルイヴィトン。
昨今中国の富裕層に食われて
しまったがルイヴィトンの世界
売上NO1が日本であった時がある。
パリの本店の売上さえも日本人が
NO1であった。
このルィヴィトンは今でも世界の
ハイブランドの売上断トツNO1だ。
不滅の人気だ。
彼女はそのヴィトンのバッグを持って
いた。俺は雑誌とかでは見た事があった
が、恥ずかしいかな本物を見た事が
無かった。
和美に「凄いね!それヴィトンなの?」
そう聞くと
「うん、ヴィトン大好き。」
まるでぬいぐるみが好きなように
この高級ブランドが好きだとさらり
と言った。
財布やボストンも可愛いよ・・・。
驚く事に彼女は他にも持っていた。
当時大卒の初任給は10万程。
その金額よりも高いバッグをいくつも
平然と所持する彼女。
しかし、その言い方には決して嫌味が
無かった。それが彼女の魅力だ。
友達もみんな持ってるよと言う彼女に
更に驚かされた。
彼女を見た時、俺は「やれたらいい」
そんな事しか思ってなかったが
こんなお嬢様を組み伏したい猛烈な
どす黒い欲望が沸いていた。
それは多分、劣等感からだった。
そんな事など露知らずお嬢様は楽し
そうにしている。
俺の話など多分品の良い周りからは
聞いた事も無い話ばかりだったようだ。
それが逆に彼女を楽しませたようだ。
その日は彼女とそれで別れた。
次回は食事でも行かないか?と誘うと
彼女は笑顔で行きたいと言ってくれた。
俺はそんなピュアな彼女を見てると
自分の考えが覚めてくるのが分かった。
金持ちの娘なのに、それをひけらかす
事も無く、上品で可愛くて・笑顔が
素敵で・・・。
俺は帰り道、何時ものナンパのような
気持ちではなく、高校時代味わった
初恋の時のような甘酸っぱい想いが
自分の中に芽生え始めたのに気付いた。
「やれたらいい」そんな邪(よこしま)
な気持ちは気づけばいつしか消えていて
彼女に強く惹かれ始めていた。
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