livedoor Blog 恋愛 2位/45883

タイ編149
「男同士の女役・驚愕の事実」

俺がタイに移住したいような事を
話すとオノイとショウダは全て
自分達に任せてくれと言った。

馬鹿な俺はそんな彼らの言葉に
飛び上がりそうに喜んでしまう。

当時はまだ、ネットなどで情報が
乏しい時だ。なので俺は移住したい
思いが募り始めていたがそのノウハウ
が全く無かった。

当時のネットでは小難しい話が
書いてあるぐらいで部屋の探し方
さえチンプンカンプンであった。

そこへ実際にタイに住んでいる
それもタイで働いている人達から
移住するなら段取りしてあげると
言われたら、それは喜んでしまう
だろう。

ショウダとオノイとその日ラインを
交換し、俺は浮き浮きとした気分で
ホテルに戻った。

日本に戻ってからもタイの駐在員と
仲良くなれた事が嬉しかったので
次の訪タイ時、ショウダと一緒に
食事に行く約束をした。

ただ、彼とはその後何度か食事に
行くのだが、会計のタイミングが
来ると何故かトイレに行った。

まぁ、俺は深く考えないで全て
支払っていたが、体よくATM
にさせられていた。

それは食事に留まらずゴーゴーや
バーに行く時も彼は一切財布を
出そうとしなかった。

俺は当時そこそこ金回りが良かった
ので気にはしなかった。逆にタイ
の給与基準ではサラリーが安いの
かなぐらいに思っていた。

それに彼と仲良くなっていると
いざと言う時に頼りになる安心感
もあった。

しかし、実は彼はサラリーが安い
のでは無く、しっかりと金を貯めて
いた。それも驚く事にオノイに
貢ぐ為だ。

そして後に知らされる事実に俺は
驚愕させられた。それはショウダは
オノイの女だったのだ。

ここで言う女という表現はアメリカ
の刑務所の中で男同士でやるような
カップルの事だ。

その事実を第三者から聞かされた時
俺は背筋に悪寒が走った。

映画でそんな場面を観た事があるが
まさか・まさか、同じ日本人同士で
そんな事があるなど・・・。

それもタイで。
いや、タイだからこそか。

俺の常識の中では全く存在しない
話であったし、だからこそ、そんな
事を彼らに対し疑った事も無かった。

しかし後に彼らの知り合いである
第3者からその事実を教えられる事
になる。

それはその人が俺を心配して彼ら
から助けてくれる為にだった。

確かに恰幅の良いオノイと小柄な
ショウダの組み合わせはまるで
ハリウッド映画のアメリカ刑務所
のカップルの組み合わせだ。

驚く事にショウダは自分が節約して
溜めた虎の子の1000万近い
そのほとんどの金をオノイに貢ぐ
事になる。

そして俺はその騒動に巻き込まれて
いく。

彼らを安易に信用してしまった為に。
いや、それこそが彼らの狙いだった。

クリックして応援してね!
にほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ
にほんブログ村