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タイ編151
「男同士のカップル旅行」


俺がオノイの店に行き始めてから
半年ほどが過ぎ、彼はその店を
本当に辞めた。

いよいよ独立の準備をすると言い
その仕事で忙しくなると言っていた。

オノイが仕事を止め少し時間がある
ので、ショウダが彼と旅行に行った
ようだった。

ショウダからその時の写真や様子
などから、ビーチへ遊びに行った
ようだった。

車でリゾート地に向かうショウダは
嬉しそうだった。運転はオノイが
していた。

この時俺は単純に「あれ?レディは
現地調達なの?」彼にそう聞いた。
車には2人しかいなかったからだ。

俺の中ではタイで旅行=レディ連れ
こんな構図が出来ていたからだ。

ところがショウダからは意外な答え
が返ってきた。それは

「せっかくの時間レディがいると気を
 使うので、レディ無しで2人でのん
 びりしようと思ってる。」

俺はこの答えに特に違和感は感じ
無かった。確かにそれも一理ある
からだ。

レディがいると相手に気を使う事
は俺自身も感じていたからだ。

確かにビーチのデッキチェアーで
楽しむ姿などもずっと2人だった。

俺は、彼らはタイに住んでいるので
レディなど何時でも調達出来る為
余裕綽々だな。

さすがだとさえ思っていた。

しかし、何の事は無いショウダが
オノイの女で、カップルで旅行に
行っただけなのだから。

後に俺を救ってくれた人からその
事実を聞かされた時、俺はこの時の
事を思いだし、だからだったのかと
合点がいった。

事実上のカップルで旅行に行くのに
レディなど必要なかった。

そして全ての記憶を巻き戻すと
ショウダと遊びに行っても1度も
レディを買った事が無かった。

そんな事に全然気づいていなかった。
ショウダとゴーゴーに行く事はあった
が、彼は決してPBなどしなかった。

俺はそれをタイに住んでいれば、何時
でも自由恋愛を楽しめるからだと思っ
ていたのだ。

ショウダやオノイと会っていても
女の影や女の話は一切出なかった。
そこがタイであるにも関わらず。

しかし、何ら疑問を持つ事が無かった
のは、まさか男同士で出来ている
など思いもよらなかったからだ。

そして思い返せばショウダと仲良く
なり、ある時を境に彼の行きつけの
店にばかり行くようになった。

それは彼が何時も行くというゲイバー
という店だった・・・。

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