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タイ編160
「異色の経歴」
俺の中で何かが引っ掛かり出して
いた。もし仮に俺がチエーン店の
経営の経験が無ければ、オノイや
ショウダが言っている事に疑問を
持たなかったかも知れない。
単に独立して店を出したオノイの
事を凄い人だと思っていた筈だ。
タイで店を出したのだから。
ところが彼らの出店の立地や店舗
にかけた費用、あるいは提供される
食事の値段設定やローカルエリア
にも関わらず日本の洋食を提供など
その的外れなマーケティング
戦略に直ぐに疑問を感じた。
そんな事をホテルに戻っても考え
あの人達大丈夫なのかと思って
いると、トモナカさんから連絡が
来た。
このトモナカさんは以前のオノイ
の店の常連でタイ人と結婚して
いる人だった。
そんな彼から「Mさん、1度
お会いしませんか?」
そんなメッセージが来た。
ただ、彼とは以前のオノイの店で
2・3度会っただけで2人で会う
のは初めてであった。
その日、スクンビットにあるバー
で彼と会う事にした。彼はタイで
雑誌の編集の仕事をしていると
言っていた。
トモナカさんは異色の経歴の持ち主
で、彼もまたタイに憧れ移住していた。
元々は観光客であった彼が何故タイで
働き、タイで結婚したかがユニークで
あった。
彼もまた風俗が目的でタイに来て
いた。通い詰めていたある風俗店
の社長とひょんな事から懇意に
なったそうだ。
まぁ、それだけ通い詰めていたの
だろう。
そこの社長に何かのタイミングで
タイに移住したいならうちの店で
働かないかと誘われたようだ。
そして通い詰める原因となった
お相手レディのタイ人と結婚した。
人の人生とは面白い。
自分が気に入っていたお気にの店で
働く事になり、そのお気にと結婚
する事にまでなるとは・・・。
そして彼には更にまたもや奇遇な
運命が待ち受けていた。
それは風俗店で3年程働いてると
このままこの仕事を続けていて
いいのかと悩み始めたそうだ。
当初はタイに移住出来る喜びで
その仕事に飛びついたのだが
やはりこのまま風俗で一生を
終えていいのかと考え直し始めた
らしい。
そんな折、その店を取材に来る
編集の人間と親しくなり、飲みに
行くようになった彼が自分の
胸の内を打ち明けるとその雑誌
社に来ないかと誘われた。
彼も風俗店をずっと続けている
よりも、通常の仕事に変わりたい
と思っていた矢先でツイていたと
言った。
オノイの店には雑誌の仕事で立寄っ
てから通うようになったようだ。
オノイは確かに料理の腕は良かった
からだ。トモナカさんもオノイの
料理は旨いと言っていた。
彼と久々に会い、再会を喜んだ。
ビアチャンで乾杯し、互いの近況を
話し合う。
俺がオノイの新しい店に行った事を
話し、そこで疑問に感じたいくつか
を軽く話してみた。
すると・・・。
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「異色の経歴」
俺の中で何かが引っ掛かり出して
いた。もし仮に俺がチエーン店の
経営の経験が無ければ、オノイや
ショウダが言っている事に疑問を
持たなかったかも知れない。
単に独立して店を出したオノイの
事を凄い人だと思っていた筈だ。
タイで店を出したのだから。
ところが彼らの出店の立地や店舗
にかけた費用、あるいは提供される
食事の値段設定やローカルエリア
にも関わらず日本の洋食を提供など
その的外れなマーケティング
戦略に直ぐに疑問を感じた。
そんな事をホテルに戻っても考え
あの人達大丈夫なのかと思って
いると、トモナカさんから連絡が
来た。
このトモナカさんは以前のオノイ
の店の常連でタイ人と結婚して
いる人だった。
そんな彼から「Mさん、1度
お会いしませんか?」
そんなメッセージが来た。
ただ、彼とは以前のオノイの店で
2・3度会っただけで2人で会う
のは初めてであった。
その日、スクンビットにあるバー
で彼と会う事にした。彼はタイで
雑誌の編集の仕事をしていると
言っていた。
トモナカさんは異色の経歴の持ち主
で、彼もまたタイに憧れ移住していた。
元々は観光客であった彼が何故タイで
働き、タイで結婚したかがユニークで
あった。
彼もまた風俗が目的でタイに来て
いた。通い詰めていたある風俗店
の社長とひょんな事から懇意に
なったそうだ。
まぁ、それだけ通い詰めていたの
だろう。
そこの社長に何かのタイミングで
タイに移住したいならうちの店で
働かないかと誘われたようだ。
そして通い詰める原因となった
お相手レディのタイ人と結婚した。
人の人生とは面白い。
自分が気に入っていたお気にの店で
働く事になり、そのお気にと結婚
する事にまでなるとは・・・。
そして彼には更にまたもや奇遇な
運命が待ち受けていた。
それは風俗店で3年程働いてると
このままこの仕事を続けていて
いいのかと悩み始めたそうだ。
当初はタイに移住出来る喜びで
その仕事に飛びついたのだが
やはりこのまま風俗で一生を
終えていいのかと考え直し始めた
らしい。
そんな折、その店を取材に来る
編集の人間と親しくなり、飲みに
行くようになった彼が自分の
胸の内を打ち明けるとその雑誌
社に来ないかと誘われた。
彼も風俗店をずっと続けている
よりも、通常の仕事に変わりたい
と思っていた矢先でツイていたと
言った。
オノイの店には雑誌の仕事で立寄っ
てから通うようになったようだ。
オノイは確かに料理の腕は良かった
からだ。トモナカさんもオノイの
料理は旨いと言っていた。
彼と久々に会い、再会を喜んだ。
ビアチャンで乾杯し、互いの近況を
話し合う。
俺がオノイの新しい店に行った事を
話し、そこで疑問に感じたいくつか
を軽く話してみた。
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