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タイ編163
「呆れかえる2店舗目」
1店舗目の廃棄食材を利用した
店だと?何を言ってるんだ?
この言葉だけ聞くと如何にも
食品ロスを失くすエコを上手く
生かしたビジネスのように聞こ
えるが
何の事は無い、1店舗目の売上が
全く上がらないから食材の廃棄が
始まっただけだ。
そんな簡単な事もショウダは
分から無いのか?そんな理由の
2店舗目を考えたオノイが凄い
だと?
そしてショウダが俺にこう言って
きた。
「ソイさんも店舗に投資しま
せんか?」
ついにきた、予想通りだ。
やはり俺をターゲットにしていた。
俺は興味があるフリをし、次の
店舗はいくらの出店費用を予定
しているのかと聞いた。
すると150万の予定だと言う。
そしてショウダは続けた
「次の店舗に100万投資してくれ
たら利益の10%還元しますよ。」
そう言った。
俺は冷静にオノイとショウダを見て
いたので当然そんな話には乗らない。
更にトモナカさんからも彼らが詐欺
を仕掛けているから注意するように
と釘を刺されていた。
ただ、俺はこの絵図の結末がどこに
あるのか興味があったので、ショウダ
ともうしばらく付き合う事にした。
変な話だが俺にはジャーナリズム魂
のようなものがある。なのでこの
詐欺の顛末を見届けたくなっていた。
俺は2店舗目の話に興味があるフリ
をしたまま聞いてみた。
1店舗目の売上はどうですか?
するとショウダからこんな曖昧な
返事が返ってきた。
タイでは店を出すと客がつくまでに
しばらく時間がかかるとオノイが
言っていると。
ただ、5店舗程仕掛けておくと最初
の1店舗目の売上が上がり始めると
順次各店舗の売上があがり始め
5店舗全てが軌道に乗れば凄い売上
になると。
俺はこの話を聞いて笑えそうに
なった。それは儲かる見込みの無い
事が直ぐに分かったからだ。
何故ならこの話の中には具体的な
数字が一切出てこなかった。
数字の無い事業計画など絵に書いた
餅だ。
彼は完全にオノイに操られていた。
1店舗目も採算の見通しがたたない
のに5店舗も出すだと?
俺は驚きを超え呆れかえっていた。
ただ、この2人どうなるのかと興味
があったのでこう答えた。
俺は既に株式投資などをやっていて
十分に利益が出せていると言った。
その為、特にタイで投資したい
とは思わない。そう言った。
ただ、折角2店舗目を出すなら
何か協賛出来ませんか?そう言って
やった。
ショウダは俺の答えにがっかりした
ようだ。そうですかと・・・。
俺に100万出資させ、オノイに
褒めてもらいたかったのだろう。
ショウダはオノイに操られていた
だけなので。
いやはや、気の毒な人だ。
俺の答えにがっかりしたような
ショウダだったが、それならと
こんな事を頼んできた。
「じゃ、缶ビールを協賛してもらえ
ませんか?」と
え?缶ビール?
俺は彼が店舗で出すビールを協賛
してくれと言っているのかと
思ったが違うようだった。
ローカルエリアで店を出す時
ふるまい酒と言って、店の前を
通る人達に缶ビールを配る習わし
があると教えてくれた。
開店祝いとして。
俺はその店に大いに興味があった
ので、その提案をOKした。
この話を見届ける事が出来るなら
ビール代など安いものだった。
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タイ編163
「呆れかえる2店舗目」
1店舗目の廃棄食材を利用した
店だと?何を言ってるんだ?
この言葉だけ聞くと如何にも
食品ロスを失くすエコを上手く
生かしたビジネスのように聞こ
えるが
何の事は無い、1店舗目の売上が
全く上がらないから食材の廃棄が
始まっただけだ。
そんな簡単な事もショウダは
分から無いのか?そんな理由の
2店舗目を考えたオノイが凄い
だと?
そしてショウダが俺にこう言って
きた。
「ソイさんも店舗に投資しま
せんか?」
ついにきた、予想通りだ。
やはり俺をターゲットにしていた。
俺は興味があるフリをし、次の
店舗はいくらの出店費用を予定
しているのかと聞いた。
すると150万の予定だと言う。
そしてショウダは続けた
「次の店舗に100万投資してくれ
たら利益の10%還元しますよ。」
そう言った。
俺は冷静にオノイとショウダを見て
いたので当然そんな話には乗らない。
更にトモナカさんからも彼らが詐欺
を仕掛けているから注意するように
と釘を刺されていた。
ただ、俺はこの絵図の結末がどこに
あるのか興味があったので、ショウダ
ともうしばらく付き合う事にした。
変な話だが俺にはジャーナリズム魂
のようなものがある。なのでこの
詐欺の顛末を見届けたくなっていた。
俺は2店舗目の話に興味があるフリ
をしたまま聞いてみた。
1店舗目の売上はどうですか?
するとショウダからこんな曖昧な
返事が返ってきた。
タイでは店を出すと客がつくまでに
しばらく時間がかかるとオノイが
言っていると。
ただ、5店舗程仕掛けておくと最初
の1店舗目の売上が上がり始めると
順次各店舗の売上があがり始め
5店舗全てが軌道に乗れば凄い売上
になると。
俺はこの話を聞いて笑えそうに
なった。それは儲かる見込みの無い
事が直ぐに分かったからだ。
何故ならこの話の中には具体的な
数字が一切出てこなかった。
数字の無い事業計画など絵に書いた
餅だ。
彼は完全にオノイに操られていた。
1店舗目も採算の見通しがたたない
のに5店舗も出すだと?
俺は驚きを超え呆れかえっていた。
ただ、この2人どうなるのかと興味
があったのでこう答えた。
俺は既に株式投資などをやっていて
十分に利益が出せていると言った。
その為、特にタイで投資したい
とは思わない。そう言った。
ただ、折角2店舗目を出すなら
何か協賛出来ませんか?そう言って
やった。
ショウダは俺の答えにがっかりした
ようだ。そうですかと・・・。
俺に100万出資させ、オノイに
褒めてもらいたかったのだろう。
ショウダはオノイに操られていた
だけなので。
いやはや、気の毒な人だ。
俺の答えにがっかりしたような
ショウダだったが、それならと
こんな事を頼んできた。
「じゃ、缶ビールを協賛してもらえ
ませんか?」と
え?缶ビール?
俺は彼が店舗で出すビールを協賛
してくれと言っているのかと
思ったが違うようだった。
ローカルエリアで店を出す時
ふるまい酒と言って、店の前を
通る人達に缶ビールを配る習わし
があると教えてくれた。
開店祝いとして。
俺はその店に大いに興味があった
ので、その提案をOKした。
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ビール代など安いものだった。
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