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青春編174
「母親公認の外泊旅行」
開園初年度の東京ディズニーランド。
そこへ生涯の中で1番愛した女性と
行けた事は宝石のような思い出として
今でも心の中に存在している。
彼女と新大阪駅で待ち合わせ新幹線
に乗り込む。
彼女は赤い麻混のOPを着て来た。
ヴィトンのボストンバッグを持って。
斜め掛けのポーチも勿論ヴィトンだ。
誰がどう見てもお嬢様の雰囲気が
醸し出されているスタイルだった。
俺と言えばアメカジ風の恰好で
バッグはPUMAのナイロンバッグ。
彼女は全く気にしていないようで
あったが、俺は彼女に会う度、常に
引け目を感じていた。
この頃、和美はもう母親公認の
外泊旅行だった。和美に聞くと
母親が俺を1度家に連れておいでと
言ってくれているらしい。
驚く事に彼女は俺との旅行に女性
特有の日にならないよう、母親
から薬をもらっていたそうだ。
母親は看護婦だ。
そんな薬は容易に手に入れる事が
出来たのだろう。
しかし俺は驚いた!
その理由を聞くと俺との旅行で
自分がその日になると俺ががっかり
するだろうと思ったからだと・・・。
俺はそんな事を聞き、本当に彼女が
愛しくなった。確かに若い俺は
彼女との営みは物凄い楽しみでも
あったからだ。
そして相手の母親が何もかも
知っている事に驚かされた。
娘がそのBFの為に薬で女性特有の
日を調整する事に母親が手を貸すなど
昭和50年代にはあり得ない話だ。
逆にそんな男とは付き合うなぐらいに
言われた時代だ。婚前交渉という言葉
は何かご法度のような言葉で
結婚前の娘に婚前交渉など
「はしたないから止めなさい!」
そんな空気が一般的だった。
この頃から和美は俺と結婚したいと
思っているのではないか?彼女の
言葉の端々からそう思えるように
なっていた。
だからこそ、母親もそのつもりで
応援してくれていたのではない
だろうか。
もしかすると和美がこの人と真剣に
結婚したいと思っていると母親に
打ち明けたのかも知れなかった。
だからこそ母親は和美を応援して
くれていたのではないだろうか。
基本、母親は娘の味方だから。
俺はこの頃本当に和美が大好きに
なっていた。お嬢様でありながら
純粋で可愛いこの彼女の事を・・・。
それは禁断の果実に触れてはいけない
と分かっていても、我慢出来ず手に
取ってしまったような恋だった。
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開園初年度の東京ディズニーランド。
そこへ生涯の中で1番愛した女性と
行けた事は宝石のような思い出として
今でも心の中に存在している。
彼女と新大阪駅で待ち合わせ新幹線
に乗り込む。
彼女は赤い麻混のOPを着て来た。
ヴィトンのボストンバッグを持って。
斜め掛けのポーチも勿論ヴィトンだ。
誰がどう見てもお嬢様の雰囲気が
醸し出されているスタイルだった。
俺と言えばアメカジ風の恰好で
バッグはPUMAのナイロンバッグ。
彼女は全く気にしていないようで
あったが、俺は彼女に会う度、常に
引け目を感じていた。
この頃、和美はもう母親公認の
外泊旅行だった。和美に聞くと
母親が俺を1度家に連れておいでと
言ってくれているらしい。
驚く事に彼女は俺との旅行に女性
特有の日にならないよう、母親
から薬をもらっていたそうだ。
母親は看護婦だ。
そんな薬は容易に手に入れる事が
出来たのだろう。
しかし俺は驚いた!
その理由を聞くと俺との旅行で
自分がその日になると俺ががっかり
するだろうと思ったからだと・・・。
俺はそんな事を聞き、本当に彼女が
愛しくなった。確かに若い俺は
彼女との営みは物凄い楽しみでも
あったからだ。
そして相手の母親が何もかも
知っている事に驚かされた。
娘がそのBFの為に薬で女性特有の
日を調整する事に母親が手を貸すなど
昭和50年代にはあり得ない話だ。
逆にそんな男とは付き合うなぐらいに
言われた時代だ。婚前交渉という言葉
は何かご法度のような言葉で
結婚前の娘に婚前交渉など
「はしたないから止めなさい!」
そんな空気が一般的だった。
この頃から和美は俺と結婚したいと
思っているのではないか?彼女の
言葉の端々からそう思えるように
なっていた。
だからこそ、母親もそのつもりで
応援してくれていたのではない
だろうか。
もしかすると和美がこの人と真剣に
結婚したいと思っていると母親に
打ち明けたのかも知れなかった。
だからこそ母親は和美を応援して
くれていたのではないだろうか。
基本、母親は娘の味方だから。
俺はこの頃本当に和美が大好きに
なっていた。お嬢様でありながら
純粋で可愛いこの彼女の事を・・・。
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と分かっていても、我慢出来ず手に
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